✨仏語・禅語シリーズ 6月

✨仏語・禅語シリーズ 6月

6月「六根清浄」(ろっこんしょうじょう)多分、昨年末の私は「6」繋がりという安易な考えで、6月の言葉を「六根清浄」にしたのであろうと今現在の私は推測します😓ん~~安易っ!それはさておき、立ち上がったり、重い持ち物を持ち上げたりする時に「どっこいしょ」と口に出してしまう時があると思います。「どっこいしょ」というと年寄みたいでやだわ〜、どちらかというと口に出すことが憚れるように感じます
しかし、「どっこいしょ」の語源を知ると、全然そんなこと無いと考えが変わることでしょう!

ハイそうです、語源は「六根清浄」です。山岳信仰の修験者が山を登る時に「六根清浄・六根清浄」と繰り返し唱え山頂を目指します。繰り返し唱えて「ロッコンショウジョウ、ロッコンショウジョウ、ロッコンショ、ドッコイショ」と徐々に変わってきたそうです。それが一般にも伝わっていき、山を登る時だけでなく、力を入れる時や踏ん張る時に「どっこいしょ」と言うようになってきたそうです

六根とは、人間の眼(視覚)・耳(聴覚)・鼻(嗅覚)・舌(味覚)・身(触覚)の五感に、意(心)を加えた6つを指します。

六根から様々な煩悩が生まれるので綺麗に清浄にしていきましょう。それが「六根清浄」です。

人間、口に出す事で自然とそちらに向かっていったり、意識するようになりますので、年寄くさいと言わずに「どっこいしょ」普段から言うようにしていきましょう😉もちろん元の意味を意識して下さい。

余談になりますが、お医者さんが「どっこいしょ」と口にしてから動くと、体も今から動くというモードに変わり、体に負担がかかりにくいと指導していたのを聞いたことがあります。
体にも心にも良い「どっこいしょ」使わない手はありませんね。

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