2月の御朱印 涅槃会

2月の御朱印 涅槃会

直書き/書置き
「涅槃会御朱印」です。2月9日~になります。

奉納料 
2面使用タイプ
白和紙 800円
黒和紙 1000円
書置き 1000円

涅槃文字御朱印 4面使用
白和紙・黒和紙(直書き・書置き) 1500円

涅槃文字御朱印の字の色は、ご希望にそって変えることも出来ますので、お気軽におたずね下さい。
    

2月15日は、お釈迦様がお亡くなりになった日で「涅槃会」といいます。

御朱印に描かれているお釈迦様が横になっているお姿の周りに、沙羅双樹の木があり、向かって右の4本の木は枯れて、左の4本の木は青々と茂っています。これは、お釈迦様の肉体は滅んでいくが、残した教え(仏教)は後世に残り栄えていくことを示しています。(四枯四栄)

私達に置き換えるのであれば、祖父母、父母もいずれは亡くなっていきます。姿は見えなくなってしまいますが、残した教えや思い出は、私達の心の中にきざまれ、それを糧に私達は頑張って生きていくことになります🙏

「お釈迦様の涅槃」
お悟りを開かれたお釈迦さまはその後、45年にもわたり、人びとに教えを説く旅を続けられました。その間、多くの人びとがお釈迦さまの教えに導かれ、お弟子や信者となっていきました。

その伝道の旅の最期の地となったのは、クシナガラという所でした。

いよいよ自分の死が近いことを察したお釈迦さまは、弟子たちにこう説かれました。

「私の亡きあとは、私ではなく自分自身をより所として、また私が伝えた教えを、闇を照らすともしびとして、歩んでゆきなさい」(自灯明・法灯明)

お釈迦さまは個人崇拝の対象となることを否定され、弟子一人ひとりが確かに、自立して進むことを求めたのでした。

そして「もろもろの存在は変わりゆく。怠らず精進しなさい。」という最期の言葉を残し、静かに息をひきとったのでした。

お釈迦さまのご命日である涅槃会の日には、全国各地の寺院でお釈迦さまの最期の様子を描いた「涅槃図」をかけて、そのご遺徳をしのぶ法要が行われます。
(曹洞ZEN NET より)

お釈迦様が亡くなられた時の、色々な言い伝えが現在の亡くなられた人を送る時の作法になっています。

◯北枕 お釈迦様が北を頭にして亡くなられた
◯末期の水 お釈迦様が亡なくなる前に、水を所望された
◯通夜 お釈迦様が亡くなられた後、弟子や大勢の人々、動物、虫等が集まった。そして、夜通しでお釈迦様を偲んだ。
などなど。

全忠寺でも、2月15日の「涅槃会」が近づきましたら、「涅槃図」を公開します。

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