12月御朱印のお知らせ③✨ 直書き
12月1日より
通常御朱印帳4面使用があります。
今回の御朱印には菩提樹木の下で座禅をするお釈迦様と「スジャータ」という名の女性が描かれています。よく見るとスジャータ嬢の横にはコーヒーフレッシュらしきものが?
スジャータという名に聞き覚えがないでしょうか?そうです「褐色の恋人スジャータ」。コーヒーのフレッシュ等を作っている会社であり、フレッシュの商品名です。この名前の由来はスジャータ嬢になります。
ではスジャータ嬢とは何者なのか❓❓❓
お釈迦様は出家をして、6年にもわたる苦行を続けられるのですが、この生活ではどうしても、本当の意味でのこころの安らぎを得ることが出来ませんでした。苦行で心身ともに疲弊をしたお釈迦様へ、乳粥を差し出した女性がスジャータ嬢になります。お釈迦様はその乳粥を食べて身体を癒し菩提樹の木の下で座禅をして悟りを開かれました。
スジャータ嬢は、仏教と深い関係がある女性になります。
お釈迦さまは心と体の関係を「琴」にたとえて考えました。
「琴の弦は、緩んでいては良い音色を奏でることは出来ない。これは欲望に自らをまかせた生活である。ここに本当の安らぎはない。しかし、弦は張り過ぎると切れてしまう。それは自らの命を失うような苦行の生活だ。ここにも、本当の安らぎは存在しない。」
欲望に任せた自堕落な生活でも、命を失いかねない苦行でもない「ちょうどいい張り具合」にこそ、本当の安らぎがあるのだと感じたお釈迦さまは、苦行を離れ、身体を癒し、菩提樹の木のもとで坐禅に入りました。そして一週間の後、明けの明星を見てついにお悟りを開かれたのでした。(曹洞ZEN NETより)
長文失礼致しました。最後まで読んで頂いた方、ありがとうございます🙏
12月1日より、佛足石の拓本を公開します。
仏教最大の聖地、インドのブッダガヤにある大菩提寺(世界遺産)の佛足石モデルです。以前に住職がインド研修に行った際に入手したもので、ブッダガヤにて大菩提寺にある佛足石の拓本です。
お釈迦様が悟りを開かれた成道会の12月にあわせて初公開致しますので、この機会に是非ご覧ください❗
「佛足石御朱印」になります。
佛足石とはお釈迦様の足跡を石に刻印したものです。古代インドでは仏像を作らず、佛足石や菩提樹 (お釈迦様がこの木の下で悟りを開かれた) を信仰の対象としていました。
直書き 書置き 書置き郵送対応可能
直書きも全忠寺御朱印帳をお持ちの方は郵送対応可能です。
郵送対応の詳細は全忠寺HPを参照にしてください。
👆こちらは書置きのみになります。
郵送対応可能 12月1日より
「冬御朱印」になります。無生さんが水墨画で椿と雪を素敵に描いてくれました。
そこに四季御朱印に必ず書き入れてきました
「春は花、夏ほととぎす、秋は月、冬雪さえて冷しかりけり」の詩をのせました。
この詩は、曹洞宗の開祖道元禅師が詠まれたものです。
日本の四季の情景を詠い、自然をあるがままに感じ受け入れる心を、禅の境地に例えて詠ったものになります。
道元禅師の詩にあるように、季節のあるがままの姿を楽しみたいと思います。